魅せられて〜後編〜




魅せられて〜後編〜
※注意:この絵及び話は2つ1セットです。
絵の説明を見たい人はこちらからどうぞ。




ポエットがマントを広げると、ポエットを包んでいた泡が破れ、中から大量の
シャボン玉とシャボン玉に包まれた13のハニーの衣装を着たミルクが現れた。

リサ:今度はミルクがシャボン玉の中に・・・しかもあれ、ハニーさんの衣装
じゃない!
ソラ:これまた何と素敵な・・・!まさに「魅せられて」なのかな??
さらさ:私もこんな派手な衣装を着てみたいですね♪

観客は2人の衣装にうっとりしている。
とここで、入り口のドアが突き破るような勢いで開いた。


ハニー:おい、ミルク、ポエット!!
私の衣装を返せ!!!
・・・って、

Σこれって一体

どういう事なの!?


その数時間前にこんな事があった。



〜ホワイトランド 劇場ホール裏〜
ミルクとポエットはそれぞれハニーの衣装を着ていたのであった。

ミルク:えーっと、これでよし。あとはどうやって登場するかが肝心なんだよねー。
ポエット:私、こんな衣装着るの初めて。なんか懐かしい海のにおいがする・・・。
ミルク:おっ、気に入ってくれたみたいだね。では最後にその衣装のマントの部分で、私を覆いかぶせで包んでれない?
ポエット:ええっ!?というか暑苦しくないの?それに私よりも身長大きい
みたいだし、ミルクちゃんを包むこと等できないよ〜。(汗)

とここで、ミルクは「ふしぎなくすり」を手から取り出した。

ミルク:だったら、あんたが大きくなったらいいじゃん!「ふしぎなくすり」を
使えばあっという間だよ?それに私自身は、シャボン玉の中にいれば大丈夫だし。
ポエット:(ミルクちゃんの考える事は斬新だよね・・・。)わかったわ!

そういうと、ポエットは「ふしぎなくすり」を飲んで、体が大きくなった。
ポエットは、ミルクの言われるままに、「吹くとシャボン玉が出るラッパ(通称
バブラッパ(byトマトアドベンチャー))」を手に取り、ミルクをシャボン玉の中に
包んだのであった。
その後、その体でマントを広げて、ミルクを覆い隠してしまった。今のままじゃ
動けない(自分の羽をマントの中に入れているので、このままでは動けない。)
ので、ポエットはラッパを自分の元に吹き、自分の体を水の泡の中に身を包んだ。
そして、ふわふわと浮かびながら、ステージへと向かうのであった。



ミルク:ごめんね、どうしてもハニーさんの衣装を着たかったの。
ポエット:たまには気分変えてこんな衣装もいいかな・・・なんて♪
ハニー:Σお、恐るべし・・・だからあんなに私の服を着たがっていた訳か・・・。



その後、どうなったのかは神のみぞ知る・・・。
〜終〜



「はい!竜巻落とし!」

・・・じゃなかった(汗)はい、上のアドレスでも見たらわかる通り、
もはやおなじみの組み合わせです。
ポエットがマントを広げると同時にポエットを包んでいた泡が割れ、
中から大量のシャボン玉とシャボン玉に包まれたミルクが出てきました。

言うならば、ポエットがミルクをマントで包み隠していたのである。
因みに大きさが違うのは、ミルクがポエットの衣装の中に入るように、
ポエットが一時的に「ふしぎなくすり」で大きくなっているためである。
なお、ミルクの衣装は、13のカードのハニーが着ていたドレスに
マントを羽織らせた物である。

・・・実を言うと、こういうド派手な衣装を一度は着てみたいのもあるが、
またその中に包まれたい気持ちでもある。
故に、ポエットとミルクにそれぞれ「着る方」と「包まれる方」を演じてみた。


2009/09/18